グダニスク旧市街の中心は緑の門と黄金の門を結ぶ王の道とよばれるドゥーギ通り。端から端まで歩いても10分ほど。ドゥーギ通りには、ネプチューンの噴水や市庁舎など通りを彩る美しい建物が並び、お土産屋さんやレストラン、カフェ、アイスクリーム屋さんで賑わっています。
ネプチューンの噴水があるドゥーギ広場はカラフルで煌びやかな家々が建ち並ぶグダニスク旧市街の中心の広場。朝、昼、夜と時間帯によっても雰囲気が変わって、何度訪れても魅了されます。
ドゥーギ通りから横道を入ると、大武器庫や聖母マリア教会、モトワヴァ運河とみどころがコンパクトにまとまっているので、地図がなくても街歩きができるくらいわかりやすいです。
モトワヴァ運河と聖母マリア教会を結ぶマリアツカ通りにはたくさんの琥珀のお店が建ち並んでいます。ワルシャワやクラクフなど他の街にも琥珀を売るお店はありますが、グダニスクのお店は種類が多く料金も安いので、琥珀のお買い物はグダニスクがおすすめです。
ただけます。写真はグダニスクに到着して夜遅くに運河沿いのカフェでいただいたフィッシュスープ。魚介の旨みがたっぷりつまっていて、長いフライトで疲れた体にしみわたりました。
世界遺産マルボルク城はグダニスクから列車でわずか30分ほどなので、グダニスクから半日で気軽に行くことができます。グダニスク駅の電光掲示板でプラットホーム(ポーランド語でperony)を確認します。列車には列車番号と行き先が記載してあるので、チケットの列車番号と同じかどうか確認して列車に乗り込みます。
5月のポーランドはどこに行っても一面の菜の花畑!ずっと続く緑の平原にところどころ黄色の模様が入る美しい景色に見惚れているとあっという間にマルボルク駅に着きました。マルボルク駅はまるでお城のような佇まいです。
マルボルク駅からお城まではタクシーで5分ほど。15ズルチ(約450円)でした。マルボルク駅にはタクシーが数台とまっていましたが、マルボルク城ではみかけなかったので行きはタクシー、帰りは徒歩(15分ほど)で移動されることをおすすめします。マルボルク城のお城にはいくつかある小さな扉から中に入ることができます。お城の中の通路は狭くて暗くて迷路のようで、ドラクエのようなRPGの世界に迷い込んだような感覚になります。お城の中を迷いながら、食堂、調理室、教会など見学することができます。
マルボルク城観光を満喫してグダニスクに戻り、バスでトルンに移動しました。グダニスクからトルンはバスで3時間ほど。一面の菜の花畑を眺めてバスの旅を満喫しました。グダニスクのバス乗り場はグダニスク中央駅の裏手にあります。駅の中には写真のようなバスターミナルへの案内があるので、わかりやすいです。
グダニスクはみどころはクラクフやワルシャワに比べると多くないですが、街歩きが楽しくて食事がおいしくて、心地いい気分になりました。ポーランド人に人気の街のようで、外国人よりもポーランド国内の観光客を多くみかけました。ワルシャワでお世話になったガイドさんも一番好きな街は「グダニスク」とのことでした。