ミャンマー周遊スルーガイドとひとり旅 | ミャンマーの旅行記

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ミャンマー周遊スルーガイドとひとり旅

エリア
ミャンマー
/ミャンマー
テーマ
1人旅
時期
2011/8/13~2011/8/19
投稿日
2011/10/26
更新日
2017/10/6
投稿者
ミャンマーを愛するKB28様

ミャンマーは信仰に厚く人に温かいホスピタリティのある国です。 しかし軍事政権下の中、情報が乏しく天気や通貨が分からない状態で出国をしました。 天気予報は日本で調べても雨季のため毎日雨模様でしたが実際はスコールの夕立が3回ほどで観光には支障はありません。 通貨は1ドル=79円=680チャットで両替しましたが予想していた860チャットとは外れました。 この旅はガイドとひとり旅のためミャンマーの裏事情や鑑賞したい観光スポットなど独占的に楽しいく過ごしました。 男女ともロンジンを履いて女性は頬にタナカを塗る印象的な人々です。 パゴダ巡りには裸足で歩かなければならないが、裸足で地面を歩かなくてはならないちょっと抵抗もあったが、ここは聖なるミャンマーであることを忘れてはいけない。 食事はカレー味が主かと思っていたがまったく違いミャンマー料理は美味しかった。

  • ヤンゴンに到着

    入国手続きをすませてSTWの看板を持ったガイドさんとお会いし「ミンガラバー」と言ったら微笑んでくれました。
    すぐにユザナホテルに行き部屋に入ると金きらのシュエダゴォンバゴタの眺望ができる部屋でとても嬉しかったです。
    シュエダゴォンバゴタの東門に10分ほどの近さでそこまで歩いていましたら満月の日はお祈りをする日のようでお祈りの風景を見ていましたら中に入りなさいのしぐさで招待を受け夕食まで食べさせて戴きました。ちょっと不思議なのは女性だけがお祈りをして男性は何もしてないのです。功徳は女性のためにあるのでしょうか?

    写真左 : ユザナホテルカラシュエタゴォンパゴタ
    写真中央 : 満月の夜のお祈り
    写真右 : 美味しかった夕食 お礼に日本製のボールペンを皆にあげた。

  • バカンはなぜ世界遺産に登録されてないのか?

    バカン遺跡は本当にすばらしい。レンガ造りのパゴタの中は回廊にもなっていて仏陀やレリースそしてフレスコ画が良く残っていました。そしてる3000もあると言われるパゴタに上がって見るとエーヤワディ川とパゴタの向こうに見える山々が一望でき1000年も変らないのがこの国の最大の景色です。
    カディアウンホテルはレンガを積み上げたコテージ風でした。ホテルの周りにも小さなパゴタがあり中にも仏陀があります。

    写真左 : パゴタ内のフレスコ画レリーフ
    写真中央 : パゴタ内のフレスコ画
    写真右 : ダマヤッズィカバーの夜景

  • シュウエナンドー僧院とマンダレーヒルから

    到着後、アマラプラ観光のウーペイン橋はバガン王の命令に従って造ったチーク材を集めて
    造った木造橋で柱の総数1086本と長さ1.2kmあって世界一長い木造橋です。
    次はミャンマー最大のマハ-ガンダーヨン僧院は7歳くらいから僧となる子もいて朝食の準備から托鉢に出る姿も見学を行いました。ミャンマーでは1度は僧にならなければいけなくガイドさんも2回なったそうで自分の厄があるときに功徳のため行うそうです。
    その後、マンダレー市内の王宮内の見学・シュエナンドー僧院はミャンマー最後の王朝の「ミンドン王」がこの建物の中で亡くなられたと言われています。チーク材をふだんに使用した造りは傑作アートだと思います。次にマンダレーヒルに上りマンダレーの眺望は雨季の中、運良く眺望ができました。イワラジ川の上流方向はインドのインパールで1944年の激戦地から下流側のザガインまで敗逃ながらザカインの橋が空爆で壊され4万人が行き場をなくして亡くなったと話されました。(合掌)東側は中国の雲南に続く道がありここはインド・ミャンマー・中国の貿易の十字路なのです。
    ホテルはマーケットより離れた中国系のグレートウォールです。

    写真左 : ウーペイ橋と僧
    写真中央 : シェナンドー僧院
    写真右 : マンダレーヒル 左がザカイン 右側方向がインパール

  • リゾートなインレー湖へ

    ヘーホーへ到着、その後車で1時間弱でインレー湖入り口のニャウンシェの町でで高速ボートのチケットを購入し出発。雨季のため水嵩はいっぱいあり最初は茶色に濁っていましたが湖の中ほどからは綺麗になり沢山の小船の片足漕きのインダー族の漁師がいました。霞かかった山々に囲まれてシャン州でもっとも風光明媚な絵のような場所でリゾート気分に間違い無しです。
    ファンウンドパゴタで金箔を貼らしていただき功徳が叶うことでしょう。また猫が輪っかに何度もくぐるカーペー僧院や首長のパダン族と一緒に写真を撮らせていただきました。実際は首の輪が重く肩がだんだん下がっていったそうで首が長く見えるようです。
    パラマントインレーホテルは湖に浮くコテージホテルで最高の気分を体験しました。

    写真左 : 首長族のパダン族
    写真中央 : 片足漕ぎのインダー族の少年
    写真右 : パラマウントインレーホテル

  • ビルマの竪琴バコーへ

    最初は洪水でバコーに行けるか心配していましたが、雨も降らなく観光ができました。
    114mの一番高いシェモードパゴタ、縦琴で有名になった寝仏シュエターリャウンがあります。東西南北に4体の仏陀のチィプーンパゴタも他の国にはない仏陀です。
    夕食の水上レストラン「カラウェイパレス」は王宮風なレストランでビルマ民族舞踊を見ながらの食事でした。そしてユザナホテルに戻りまたしても初日とは違うパゴタの眺望ができる部屋で最後の夜を感銘しました。

    写真左 : チャイプーンパゴタ
    写真中央 : シェーモードパゴタ
    写真右 : カンボーサダリー王宮

  • ヤンゴン市内観光そしてチェ-ズティバーティ

    最終日 ヤンゴンの市内観光 金箔と宝石で飾られたシュエダコォンパゴタでガイドからあなたの守護神は象だと言うので3回の水を掛けてお祈りをしました。ガイドさんは生まれた生年月日から調べて教えてくれました。 次に街の中心にあるスーレーパゴタそしてチャウンタッジーパゴタを見学。イギリス植民地のある風景や中国街やインド街を車窓しながらアウンサンマーケットでお土産を購入しました。また地元の市場にも足を運び活気あるヤンゴンでした。車窓の中から見たラングーン事件広場やアウンスーチさんの門はアメリカ大使館の近くで守られいるのだなと思いました。でもガイドさんはアメリカとイギリスとは国交が無いとも話されていました。
    空港に行く途中にインヤー湖がありそこでコーヒーを飲みながらガイドさんと沢山の話しをしました。市内の自動車は99%が日本の20年から30年前の物が走っています。日本では無料で持ってくれというものが国が20万くらいで仕入れてそれを200万から500万で売るそうです。この国は自動車の工場もなく原油を精製する工場もないためガソリンは1日8Lしか入れさしてもらえず、闇の燃料がペットボトルで売られています。庶民の給料は2千から7千ではないでしょうか。この給料では自動車は購入できないと思うがこれが社会主義国家の闇の世界なのである。平均寿命も男性58歳女性62歳とも話され社会保障制度もなく自殺をする人は無しと話されていました。 この国は苦労があるにも関わらず皆が幸せに過ごしている心の豊かな国に思えました。 最後にチェ-ズティバーティ そして ターター

    写真左 : ユザナホテルからシュエタゴォンパゴタ
    写真中央 : ヤンゴンこ子供達
    写真右 : チャウタッジパゴタの寝仏