少しぐらいならいいけど8時間は遅れてくれるな夜行列車よ! | フランスの旅行記

支店
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少しぐらいならいいけど8時間は遅れてくれるな夜行列車よ!

エリア
フランス
/フランス
テーマ
鉄道旅行
時期
2013/10/06~1013/10/08
投稿日
2013/10/25
更新日
2017/10/6
投稿者
小圷 孝幸

<前の旅日記から続きます>

http://stworld.jp/earth_info/FR/diary/526232188105d6.26711264/

 

 いつもより確定するまでに時間がかかったような気がしますが、無事雀の涙ほどの小銭の払戻を受け、Navette乗り場に向かうと、出口でナイロン製の帽子を配っていましたので、折角なのでかぶって、Pont de Sèvre行きのバスに乗ります。Pont de Sèvreは、昨晩宿泊したホテルのメトロ最寄駅から2つ目の駅です。昨年も全く同じバスに乗り、駅から再びVelibに乗り換え、ホテルに戻ります。そろそろVelibの有効期限が切れる頃です。

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  • いにしえの Le Train Bleu

     昨年はここGare d'Austerlitzから、フランス北西部スペインとの国境Irunまでの夜行列車に乗り、トラブルで8時間もの遅延により、目的を達せなかった話を書きました。

    http://stworld.jp/earth_info/FR/diary/508a0808112ea4.35693988/


     

     今年はひとまず遅れてもいいように、Nice行きに乗ります。明日の宿泊地はLyonの近く、Valenceという街ですので、ニースの周辺を一通り巡って最終的にそこにたどり着くだけです。8時間遅れると困りますが、まあ去年のようなことはそうは起こらないでしょう。
     
     パリ発ニース(正確には国境のVintimille)行きの夜行列車は、かつてLe Train Bleuと呼ばれ、日本のブルートレインの元祖ともいわれていました。私が生まれた頃の話ですので、実際に乗ったことはありませんが、たいそう豪華な列車だったようです。その名残は、パリGare de Lyon構内のレストランの名前になっています。当然この列車も、当時はリヨン駅から発着していました。
     
     しかし日本もフランスも似たような状況ですが、新幹線やTGVの発展に伴い、夜行列車はどんどん廃止されてゆきます。日本では風前の灯ですが、フランスでは、簡易寝台が中心の編成で、始発駅もオステルリッツに変わりましたが、かろうじて何とか残っている、この列車が本日の宿です。発車30分前に入ってきた列車のうち、私の乗る車両は往年の青列車を思い出させてくれるように青い塗装の車両でした。まあ明日の朝のうちにはニースに着いてくれるでしょう。
     
     と、結局20分の遅延で無事Nice Ville駅に到着しました。これからイタリア国境の近くまで、ローカル線の旅です。午後にはニース駅に戻ってきますので、一旦スーツケースを預けようとコインロッカーを探します。駅舎の一角にコインロッカーのピクトグラムを発見、預けに行こうとするとこのような表示が見えます。
     

    ロッカー

    毎日09:00~13:30と14:30~19:00

    ロッカー(小)24時間で5.5ユーロ

    少なくとも列車発車の20分前までにはお引取り下さい。


     

     私の立てた本日の予定は次の通りです。

    08:43 Nice Ville到着

    09:15 Nice Ville出発~10:56Tende到着(駅前散策)

    11:55Tende出発~13:49Nice Ville到着(昼食)

    14:27Nice Ville出発~


     

     09:00に駅のロッカーに荷物を預けてしまうと、再び戻ってくる13:50にはロッカー入口が閉まっていて14:30まで開かず、出発時刻を過ぎてしまう…去年のBayonne駅に続いて、ロッカーに行く手を阻まれることになりました。幸い目的地のTendeに大した用事はなく、ローカル線の車窓を楽しむのが目的でしたので、09:15発の列車の荷物棚にスーツケースを担ぎ上げることになりました。

    写真左…Nice Ville駅に着いた夜行列車

    写真中…コインロッカーの注意書き。読まずに預けてしまうととんでもないことになるところでした。

    写真右…Nice Ville駅前コンコースは工事中


  • 仏伊国境に続くローカル線

     09:15定刻にVille駅を出発したSNCFのディーゼル列車は、Monaco方面の本線から分かれて山の方に入っていきます。10分も走るとニースの郊外を出て、単線になり、山あいをとことこと走って行くような感じになります。天気も晴れたり曇ったり、私の腕時計に付いている高度計も海抜200m~400mのあたりを上ったり下ったりしています。車窓を楽しむためだけに乗ったこの路線、やはりすばらしい景観を見せてくれました。
     
     終点Tendeに到着すると青空が広がり、綺麗な虹が出ています。一緒に終点まで来たフランスの団体さんは、ガイドさんが少し街を案内してから大きなバスに乗ってどこかに行ってしまいました。おそらく乗ってきた同じ列車で引き返すことになるのだろうから、そのままスーツケースを載せておいても問題はなさそうでしたが、一旦列車から降ろして、駅前の倉庫の物陰に忍ばせてから、私も駅前を散策することにしました。
     
     この列車もおよそ20分遅れましたので、正味30分ほどの滞在を終え、ニースに戻ります。ニースで40分ほど待ち時間を見込んでいましたので、簡単な昼食を取ることにしていました。しかし…ほぼ定刻に出発したニース行きの列車は、単線行き違いの対向列車遅れで雪だるま式に遅れが増えていき、やっとニースに戻って来たのは、予定のTGV発車の10分前でした。仕方なく駅の中のカフェでコーヒーとサンドイッチを購入してそそくさとTGVに乗り込みました。結果的にスーツケースを持ち歩いてよかった!
     
    写真左…Tende到着後に現われた美しい虹
    写真中…この地方の路線図。Niceからの路線とVintimilleからの路線が途中で合流し、イタリアへ。
    写真右…線路はイタリアへ続きます。


    <次の旅日記に続きます。>

    http://stworld.jp/diary/ZZ/5361b7d09f16a2.92560355/