15年前に訪れた際に乗船したシリヤセレナーデ号では車庫より下の船底の階に乗船というビンボー全開の身分だったが、今回乗船のシリヤシンフォニー号ではA CLASS海側船室に乗船。社会人になった自分の成長を実感した瞬間。 娘にはおっきい船に乗ってフィンランドに行くんだよと伝えたが、どうやらどのくらい大きいのか想像できていないようだ。それもそのはず6歳の娘は横浜港のシーバスとかディズニーランドの蒸気船くらいしか乗ったことがない。 「12階建ての船だよ」 と教えてあげたが12階建てと聞いて=マンションと思い込んでいたらしい。。実際の船を見ても「船の形をしたマンションだぁ~」と叫ぶ始末。 マンションくらい大きいけどどこれは船なんだよ。 そんなマンションサイズのシリヤシンフォニー号に乗船し目指すはフィンランドの首都ヘルシンキ!16時間の航海のスタート。
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羽田発
≪羽田発着カタール航空≫【ストックホルムに行こう!】〈短い日程でも行きたい!価格重視×フリープラン〉洗練された水の都ストックホルム 6日間
日数:6日間
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ストックホルムのシリヤラインターミナルまではタクシーで20分ほど。冬場の為かターミナル内は閑散としていた。チェックインカウンターにて乗船券を見せて乗船券をもらう。ついでに予約してあったクリスマスディナーのチケットもここでGET。
出航時刻は17:00だが、15:30より乗船が可能。ヘルシンキ行きのとなりのゲートはエストニアのタリン行きの タリンクヴィクトリア号も停泊していた。ストックホルムからは他にラトビアのリガ行きや、フィンランドのトゥルク行きの船もある。バルト海を挟む国々は航路で隅々まで結ばれている事を実感。
個人的には鉄道旅行が大好きだが、やはり船旅もいい。船がゆっくりのせいか、自分のペースもゆっくりになれる。 そんなスローな旅行もたまにはいいもんだなぁとしみじみ思いながらいざ乗船。
写真左:ストックホルムのシリヤラインターミナル ヴァータハムネン港
写真中:チェックインカウンターで乗船券をもらう。
写真右:ヘルシンキ行きとタリン行き
乗船口は7Fの「プロムナード」と呼ばれる、もういってしまえば船内の目抜き通りのような場所から。 それくらいでかい!
プロムナードの両サイドにはカフェやバーがあり~の、お土産屋があり~の、カジノがあり~ので 完全にひとつの街状態。
やはりすごい船だ。さすがマンションサイズだけはあると興奮気味に船内を散策。
写真左:乗船口ではクリスマスソングの生演奏でお出迎え
写真中:アトランティスというカジノ
写真右:7階から12階まで吹き抜けのプロムナード。8階以上の両サイドは客室。
船内にはツーリストインフォメーションもあるので、フィンランドやスウェーデンの情報収集も可能。ホテルの予約だって出来ちゃう。
また毎晩2回ほど船内のプロムナードではちょっとしたアクロバットショーをやってます。最上階まで吹き抜けだからなせる業。
船内にはカフェやスナックバーなどもあるが、今回はクリスマスディナーをやっているとのことでレストランでブッフェディナーを予約しておいた。
ビールやワインなら飲み放題というキャッチに惹かれたのも事実。 なんせ物価の高い北欧。 ビール飲むのも懐を気にしてしまうが、飲み放題となれば話は別。
船旅を満喫すべくこれでもかっ という程飲んでやりました。
写真左:プロムナードにあるツーリストインフォメーション
写真中:サーカスさながらのショー
写真右:クリスマスディナーブッフェ
15年前の乗船時は船底の2Fだった。駐車場が3階、4階なのにその下って・・・ 無いとは思うが、なにかあったら真っ先にオダブツな場所。
でもって今回宿泊した客室は10階。15年でこの8階の差が埋まった事がうれしくややはしゃぎ気味♪
客室は広くは無いが、ベッドが4台使えるタイプで海側のDELUXE A TYPE CABIN
海側といっても日がほとんど出ない冬場では何の意味も無いが、白夜の時期はそれはそれは見晴らしいいこと間違いなし!
写真左:船内の廊下 両サイドが客室
写真中:寝台列車のようにベッドが両サイド2台づつ出てくる。
写真右:キャビンにはトイレとシャワーを船室内に完備
船内で色々オモシロイものを見つけたのでパチリ。何点かを紹介。
写真左:スウェーデンとフィンランドには1時間時差がある為両国の時間がそれぞれ表記されている。
※それぞれ出発の際は出発地の時刻。到着予定時刻はそれぞれの国の時間で到着となるので、乗船して就寝の前には訪問先の時刻へ時計を合わせておくのがよい。
写真中:時間を指す針が二本あってフィンランドとスウェーデンの国旗がある。
写真左:ムーミンとミーが船内をコドモを探しながらうろうろ。写真の相手を探してる
まもなくヘルシンキ到着という頃、船外を見るとなんとバルト海が結氷しているではありませんか!
生まれて初めて流氷を見た瞬間。当たり前だけどヘルシンキも寒いんだって実感してしまった瞬間。
ストックホルム到着時には寒さにテンションが上がったが、もうテンションは上がるはずもなく、ぬくい船から降りたくない衝動に駆られる始末。
とはいってもヘルシンキには定刻通り09:50に到着。今日はこれから一気に空路で北極圏を目指す行程。ラップランドの寒さはこんなもんじゃない!と言い聞かせ、滞在時間3時間でヘルシンキの街の観光へGO!
写真左:船内に航路と現在位置が表示されている。
写真中:結氷しているヘルシンキオリンピアターミナル
写真右:ヘルシンキ大聖堂にてパチリ
ヘルシンキには縁があるのか無いのかさておき、3回目の訪問。地図など無くとも歩いて3時間もあれば十分見所はまわれるもんねっ!というわけで3時間の滞在の間にあちこちへ。
とはいったものの半分以上がお買い物タイムに・・・・ま、それもまたよし。家族サービスですからっ。
写真左:エスプラナーデに面したmarimekkoのショップ。ここで大幅に時間をロス。。
写真中:アカデミア書店内。吹き抜けの二階には有名なCAFE ・AALTOがある。
写真右:エスプラナーデにはクリスマスマーケットの屋台がびっしり並ぶ。
ストックホルム滞在、シリアライン乗船、ヘルシンキ駆け足観光。と旅行の序盤戦は大きなトラブルも無く無事終了。 だかこれは相撲で言うならまだまだ幕入り前。
これから向うは極北のラップランドの地。AIRで一気に北極圏内突入!
極北の地、極寒の地、極夜の地 とにかく形容する言葉に 【極】 が目に付くキビシイ土地へ。この極地に6歳と1歳のチビッコ達が耐えられるのか!?
不安は残るが、今更何を恐れることもあるまい。つーかどうしようも無いもんね!
かの地で目指すは 天空の芸術オーロラ! しかも今回チャンスは5泊!
5打数0安打は あるわけ無かろうと期待と不安を胸に秘め目指すは極北のウインターリゾート サーリセルカ!
旅日記の続きは 極寒のラップランド サーリセルカ編へ。お時間のある方はお付き合いください。
http://stworld.jp/diary/ZZ/4d17e0167e0371.53286411/