パプアニューギニアに行ってきました! 今回は観光をメインとした旅行で、マダン、ポートモレスビー、ゴロカに滞在しました。 パプアニューギニアって暑いのか寒いのか、どんな格好して行けばよいのやら、ほとんど知識のないまま旅立った私でしたが、パプアニューギニアでは驚きと驚きと感動の連続でした。 まずはマダンからご紹介。 マダンはパプアニューギニアでも有数のリゾート地。 成田からパプアニューギニア(ポートモレスビー)まで約6時間半、そこから国内線で約1時間でマダン到着です。 マダンは、美しいサンゴ礁の海と、豊富な自然、素朴で人懐っこい人々が 魅力的なところでした。 中でも地元の村を訪問し、子供や村人の温かさに触れられたことは大事な思い出です。
マダン到着の翌日、ビレッジツアーに参加しました。
まずは市場へ。
市場は様々な種類の野菜や果物、ナッツ類があり、人も多く賑わっています。
お昼ごはん用の食材を購入します。
玉ねぎ1キナ(=約40円)、長ネギ1本10トヤ(=約4円)、キャベツ2.5キナ(=約110円)、ほか、おいも類や気になったフルーツなど♪
写真中央は長ネギを売ってもらったおばさん(お姉さん?)。
一方のお店で買おうとしたらもう一方のお店の人も買ってというので、仲を取り持ち、1キナずつ買うことになりました。
写真右はピーナッツ。こんな袋に入れて運ぶんですね。
町から車で約10分。やってきたのはバレック村。
なんとここでは巨大うなぎ が棲んでいるのです。
村の子供が油を塗ったパンをあげると、大きなうなぎが何匹も現れました。
今日はあいにく雨だったので出てきたのは数匹でしたが、普段はもっと大きなうなぎがたくさん来て、水面ももっともっともっと綺麗だそうです。
ちなみにこのうなぎはペットであり、食べないそうです。
。。。ターザンごっこ★子供達はタタタタターと木を駆け上がって、ぴゅーんぴゅーん飛んでいます♪めちゃ上手です。
大人も太い蔦でお試しあれ。
少し奥へ行くと、硫黄の混じる川があります。ここは映画「ロビンソンクルーソー」の舞台になったところだそうです。
バスクリンのような水色で幻想的。
スッポンもいます。
川の淵にふにゅふにゅとある卵の白身のようなものは、肌がすべすべになります。是非女性は手に塗ってみてください♪
うなぎにターザンにスッポンに硫黄に・・・も~なんと不思議なところだ!
案内してくれたのは村の子供達でした~。
本当に人懐っこくて、笑顔で遊び周りながらついてきてくれ、ターザンごっこやヤシの木のぼりを見せてくれました。
写真左は、大きなエンドウみたいな植物を鼻に挟んでいるところです。鼻が長くなってピノキオみたい★
バレック村を後にした私たちは更に車で30分程山の方に行き、ハヤ村を訪問。
きちんと刈られた芝生の綺麗な村でした。
村長さんにご挨拶した後、村を見学させて頂きました。
中央の写真はお家です。この村の家は寝室は高床式になっており、リビング、キッチンのある造りでした。
畑には食用バナナや果物、芋、野菜などたくさんの植物が生えていました。
パプアニューギニアは土地に恵まれており、植物が豊かに育ちます。水やりや肥料なしでほぼ放置のままでもモリモリ育つそうです。
右の写真はココナッツを取って貰ったところです。村の子供が椰子の木を上手に上って椰子の実を取ってきてくれ、それを割って貰いました。
ココナッツジュースの味は、ポカリスエットを薄めた感じ☆ココナッツのやわらかい実の部分は、案内してくださったマダンリゾートの日本人ダイビングインストラクターさんのお勧めでしょゆうをつけて食べれば、イカのお刺し身のようでした。
(ツアーには日本人ダイビングインストラクターさんがダイビングのお客様の予定がない場合、付き添って頂くことが出来ます。付き添って頂くスタッフは英語スタッフになる場合もあります)
村の小学校です。中は可愛らしい飾りがつらさがっており、黒板には英語の勉強のあとがありました。
今日は雨だったので学校はお休みとのこと。
ハメハメハ大王の歌みたいですね。
でも村には2、3時間徒歩で通っている子供もおり、雨だと来れなくなるので、という当然の理由があるのです。
私達ツアーの一行も村の人に、今日は雨だから来ないと思ったのに来たからびっくりしたと言われてしまいました(笑)
なんで昨日は晴れだったのに来なかったんだ、って、いや~スケジュールがあるもんで・・・。
しかしよく考えたら、本来人間は天気に応じて行動するものであって、日本だと台風が来ようが会社に行くし予定があれば雨でも出かけるけど、それって不自然な事なんだろうな・・・。
シンシンの準備をしてくれています。
立派な装飾品が出てきました。帽子は極楽鳥で出来ています。
木の実をつぶして装飾として体に塗る塗料を作るのは子供達の仕事。
顔に塗ったらこんな感じになります・・・。
綺麗に装飾した村の人々がシンシンを見せてくれました。
シンシンとは村の伝統的な踊り。村ごとに衣装や音楽が異なるんですよ。
ハヤ村のシンシンはミドルテンポで、赤を貴重とした華やか衣装です。
写真左・・・男性の衣装
写真中央・・・女性の衣装
写真右・・・特別出演(?)の坊やです。途中で泣いてどこかに行ってしまいました(笑)
さてさて、メインイベントのシンシンを堪能した後はお昼ごはん。
私達が朝市場で買った食材を、私達が村の見学やシンシンを見たりしている間、村の人々が調理してくれていたのです。
。。。
お料理は予想を越えて美味しかったです。
カウカウ芋、鳥肉、キャベツ、おネギ、じゃがいも、かぼちゃ、食用バナナ、玉ねぎ、人参などなどが入って栄養満点。生姜風味の味付けがgoodです。
ご飯はココナッツミルクで焚いているので、外国のお米特有のパサパサ間がなく、日本のお米のようにモチモチ。
もちろんすべて無農薬のオーガニックフードでございます。
この味付けは今回案内して頂いたマダンリゾートの日本人ダイビングインストラクターさんが村の人と協力して出来た賜物だそうです。パプアニューギニアはまだ日本人観光客が多くないですが、私達が観光出来るように現地のホテルスタッフや観光局の関係者の方々に努力して頂いていることは大変ありがたい事だと思いました。
私たちが食事中も続けて頂いていたシンシン。
最後は車までお見送りして頂きました。
村の人々がみんな素朴で優しかったのが印象的です。
立ってシンシンを見ている人がいれば、心配してすぐにイスを持ってきてくれたり、小さな子供は外国人観光客が見慣れないので、食べられちゃうと思って泣いてしまったり・・・。
ホテルに着くと夕方。新鮮で内容の濃い一日でした。
おかげで日記も長くなってしまいました・・・。8日間の旅行なのに1日分がこれじゃ書ききれないや・・・。