カスピ海に臨む『火と風の町バクー』ってどんなところ? | アゼルバイジャンの旅行記

支店
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カスピ海に臨む『火と風の町バクー』ってどんなところ?

エリア
バクー
/アゼルバイジャン
テーマ
世界遺産
時期
2019/10/28~2019/11/08
投稿日
2019/11/17
更新日
2020/4/7
投稿者
荒野 千春

今回の研修でイランのテヘランからフライトでアゼルバイジャンのバクーまで訪れてきました。

アゼルバイジャンというと石油や天然ガスの一大生産地が強いイメージで、観光ってなにがあるの???と思いますよね!
アゼルバイジャンは大地から炎が噴き出す場所があり『火の国』と呼ばれているんです!
でも中東の砂漠の国をイメージしちゃう感じですが、それとも異なり東をカスピ海、西をコーカサス山が囲うのでとても緑豊かな場所です。
そんな知られざるアゼルバイジャンの首都バクーについてご紹介します!

  • イランからアゼルバイジャンヘ移動

    • Buta Airways

    • 機内

    • 機内食のサンドィッチ

    • アゼルバイジャンの赤と白ワインを楽しめます。

    今回利用のテヘランからバクーまではアゼルバイジャン航空の子会社であるButa Airways


    〇機内食・ドリンクについて
    わずか1時間程度のフライトですが、お水と軽食が提供されました。軽食は2種類から選べるサンドイッチでサーモンかチキンのサンドイッチを選びました。
    私はサーモン&チーズをチョイスしましたが、ボリュームも多く満足の量です!

    事前に軽食以外のしっかりとしたお食事もオーダーすることも可能なようです。
    飲み物は、お水以外のものは別途料金がかかりますが、せっかく禁酒のイランからワインが有名なアゼルバイジャンへ行くので赤と白ワインを頼みました!約1本あたり6ユーロ前後でした!

    私個人的には白が美味しく、お勧めでした!
     
     
    ●座席について
    すべてエコノミーのEmbraer機なので2−2でした。
    LCCによく使われている合皮製のシートで、意外にも革が劣化していて、ひび割れたりなどしておらずキレイなシート!
    シートピッチも、狭くなく快適に過ごせます。

    ●テヘランの空港ターミナルに注意
    テヘランの空港ターミナルは新たに作られたターミナル利用であったため、バスでチェックインターミナルを移動しなければいけないので余裕をもって3時間前までには空港へお越しいただくことをお勧めします。

    おすすめ
    オプショナル
    ツアー
    【Barefoot】初めてアゼルバイジャンを訪れる方にもお勧め!バクー近郊の主要観光スポット巡り 終日ツアー
  • VISA取得は、とっても簡単♪

    • アライバルビザ機械

    • タッチパネルです

    • 言語を選んで

    • ビザ取得できました!

    アゼルバイジャン入国には観光ビザが必要です。

    日本国籍であれば、バクーのヘイダル・アリエフ空港では簡単・且つ無料でアライバルビザが取得できます!!!

    飛行機を降りるとすぐに、ビザ登録マシーンが何台かあります。日本語の案内はないですが、そこにアシスタントしてくれる職員もいたので安心ですよ!
    英語の案内に沿ってパスポートをマシーンにかざし、電話番号、メールアドレス、滞在先などを入力します。そのため時間は5分程度ですみます。
    またパスポートをかざすだけでパスポート情報の名前やパスポート番号などは自動で入力してあり大変便利でした。

    ビザはレシートのように一枚小さな紙が出てきますので、そちらを持って入国審査へ進んでください。

  • 空港でお迎え待ち

    • 送迎スタッフがたくさん

    • あ!STW見つけた!

    • 深夜着のバクー空港

    ヘイダル・アリエフ空港から市内までは、約20km北東にあります。


    市内への移動方法はリムジンバスかタクシーとなり所要は約30~40分程度となります。

    ●リムジンバス(AIRPORT EXPRESS)
    日中30分間隔、深夜1時間に1本間隔で24時間運航

    リムジンバス利用時は空港に券売機でバクーカード(約2マナト=100円くらいに+チャージ代金)を購入して乗車する形になります。なお、バクーカードはチャージができ、市内でメトロやバスを乗車する際も利用できるので大変便利です。

    ●タクシー
    おおよそ市内まで約20~30マナトくらいですが、ぼったくりもあるので注意してください。

    今回はラクラクの送迎車で移動しました!
    空港出口にはたくさんの送迎のスタッフが看板をもってお出迎えがきています。

  • 街歩きにはバクカードが便利♪

    • 市内の駅

    • バクーカード券売機

    • 券売機もわかりやすい

    • バクーカードです

    バクーの公共交通機関(高速路線バス、メトロ)を利用する際、日本のSuicaのようなICカードのBakicartが必要です!


    このカードは空港でも購入できますがカード代金(約2マナト)+チャージをしないといけません。

    バクー市内移動でバクーカード利用時の目安はメトロで1回0.2マナト、バス(H1)で1回1.3マナトととても安価!

    是非皆さま、上手に活用して観光をお楽しみください♪

  • カスピ海沿いを歩こう

    • 海岸沿いの景色

    • たくさんの増設中の建物もあります

    • ショッピングモール

    • カスピ海クルーズ

    バクー観光は、まずはカスピ海沿いに延びる海岸公園周辺はMUSTで訪れたいスポット!

    バクーの町全体は大変大きいけれど、観光の見どころは中心に集まっていて海岸公園からはきれいにフレームタワーなどみることが出来ます。

    またカスピ海岸沿いを弧を描くように伸びる公園には遊園地やチェイハネやショッピング店がありにぎわっています。

    約30分のカスピ海クルーズも楽しめます。

  • ヨーロッパとアジアの雰囲気を感じる街歩き

    バクーのメインストリートは、新市街の真ん中から旧市街まで延びる遊歩道専用道のニザミ通りです!

    そこには高級ブティックやカフェや路面店が並んでいます。

    バクーの旧市街は、まるで迷路のようと言われていて入り組んでいます。迷路も楽しみつつ、観光をしてみてはいかがでしょうか?


  • バクー旧市街の観光地

    バクーの見どころは『乙女の望楼』をまず見学します。
    旧市街の入口に立つ高さ31mで壁の厚さは5mのシンボルといえる存在!
    様々な伝説がある乙女の望楼の屋上から見下ろす旧市街がベストショットです♪

    そのほかアゼルバイジャン絨毯博物館は、外観だけでも不思議で可愛らしく見ごたえがあります。ぜひユネスコ世界無形遺産に登録されたアゼルバイジャンの絨毯を見学してみてください!

  • 夜景観光もおすすめ♪

    • 殉教者の小道

    • 殉教者の小道の見晴台

    • フレームタワーズのイルミネーション

    • ヘイダル・アリエフ・センター

    バクーの夜は、見どころがライトアップされていて、とてもロマンチック!!!
    お勧めはもちろんカラフルに輝く『フレーム・タワーズ』のイルミネーション♪まるでドバイに来たような近代的なつくりに圧巻されます!

    またカスピ海が見渡せる高台にある公園『殉教者の小道』も眺めが素晴らしく、静かにカスピ海を眺めるカップルがたくさんいます!

    変わった建物に『ヘイダル・アリエフ・センター』も昼と違って夜はライトアップをして滑らかな曲線の建物がより可愛らしさを醸しだしています!

    治安が良いバクーでは、イルミネーションツアーはお勧めです!

  • 郊外観光※ゴブスタン※

    バクーの南西へ約 60km のところに広がる石器時代からの世界文化遺産が『ゴブスタン

    100平方km に渡って無数の洞窟が分布していて、1万年前からこの地には人が生活しており、彼らの生活の様子が無数に描かれた岩絵から窺い知ることができます。

    岩絵に描かれているのは 太古の人類や動物、 戦い、宗教的な舞踏 、闘牛、 武装した漕ぎ手の乗る小舟、 槍を携えた戦士、 ラクダの隊商、 太陽や星々などなど。

    遺跡の入り口付近にあるベンチほどの大きさの石は,ガワルダシュと呼ばれるその反響性を利用した石の楽器が、叩くとおもしろい音がします。

  • 郊外観光※拝火教寺院※

    バクー郊外にある18世紀に商人としてこの地に住んでいたパルシーと呼ばれるインドのゾロアスター教徒によって造られた『拝火教寺院』。

    かつては地表に沸く天然ガスが自然発火したことから、火を崇拝するゾロアスター教徒に聖地として見なされていました。

    インド北部、現在のトルコ、シリア地方を結ぶルートの中継地としても栄えました。

  • 郊外観光※ヤナル・ダグ※

    • ヤナルダグ

    • ずっと燃えてる火の前で一枚記念写真

    • 温かい火です!

    • 丘からがんばって撮った写真

    バクーの北 25 ㎞ビナガディン地区にあり、車で 30 分程度の距離の『ヤナル・ダグ』

    ヤナル・ダグとは燃える丘の意味。

     石油採掘場近くにある小高い丘の地中から 天然ガスが地表の割れ目から噴出し それが自然発火することで 2000 年もの間絶えること無く燃え続けていると言われている。

    バクーは『風の街』と言われるだけあって丘に登ると、暴風との闘いで吹っ飛ばされそうになります!

    ぜひ気合をいれて、丘に登ってくださいね!

  • 郊外観光※マサズィル・ギュル湖※

    バクーの北へ車で 30 分ほどの距離に位置するピンク色の『マサズィル・キュル湖』。

    この湖の水に含まれるヨード成分のため,湖面がピンク色のように見えることで有名です。

    時間帯によっては紫色に見えたりもするようです。

    他の時間帯に比べ,早朝が一番ピンクに見えるというのですが、季節や時間によって, ピンクに見えないこともあるようで、私は午後(夕方近く)に訪れたら全くピンク感はなかったです。。。


    湖では塩の生産が盛んで,湖の周りにはたくさんの塩山があります。

    現在,柵で囲まれ,湖の近くには行けないのですが、ぜひまたピンクの湖を見にリベンジに行きたいですね!

  • 美味しいアゼルバイジャン料理を堪能したい

    • レストラン入口

    • おいしいと地元の人も絶賛

    • スープ餃子

    • ケバブ

    今回ガイドさんおすすめの気軽にアゼルバイジャン料理を食べれるレストラン『Anadolu Restaurant』へ行ってきました!

    このレストランは地元にも大人気で、ピザからアゼルバイジャンの様々な料理まで楽しめるカジュアルでファミレス感覚に入ることができるレストラン。そのため一人旅でも安心しておすすめできます!!

    メニューの種類も、とても豊富で写真付きで英語で案内があるので、安心できます。

    私のお勧めはナスのサラダのMahran canarとスープギョウザのDushbaraと野菜の肉巻のMixed Dolmaやアゼルバイジャン風ピラフのShah pilaf。

    そのほかおいしそうなメニューが豊富で毎日通っても飽きないようなお店です。

    ぜひ町の中心にあるので、気軽に訪れてみてくださいね!

  • スーパーで何が買える?

    バクーのスーパーでは、何がお土産で買えるのか気になりますよね!?

    ちょっとご紹介します♪

    まずはたくさんのスパイスやアゼルバイジャンのチョコやマグネットやドライフルーツなど購入できます!

    その中でもおすすめはアゼルバイジャンのチャイ(紅茶)です。

    とても風味もよく、飲みやすくおいしいお土産になります!

    帰国後、優雅にアゼルバイジャンの紅茶を飲みながら

    楽しかった旅の思い出を語ってください♪